薔薇色の人生 Ⅲ

はてなダイアリーで書ききれないことを書きます。スピリチュアルなど。よろしく。

灰色の街~紫のナイフ23~

杏子が買い出しに行ってる間、娘の林檎と遊んでたら、彼女の前夫、渡辺ナオミという人物がやってきた。 俺は煩わしいとおもい、ドアを閉めようとしたら、足で挟んで開けて「頼む、林檎に会わせてくれ。あと杏子にも伝えてくれ。もう一度やり直したいと。君は…

灰色の街~紫のナイフ22~

俺はバレンタイン当日に杏子からウィスキーボンボンをもらい、林檎を寝かしつけてから、リビングでジャックダニエルのロックを乾杯して呑んだ。 今日も過酷なドレインのライブリハがあった。 あいつらは粗削りだが、パワーは結成して20年も経つのに衰えてい…

灰色の街~紫のナイフ21~

トシヤがミリ子に手を出したことで瞳と口論になった。 瞳は何も言わずにトシヤに部屋の中でいろんなものを投げつけたり、頬ぶったりしたのでトシヤはびっくりしたのも束の間、殴り返し、「ふざけんなよ!心の浮気はしてないし、もう関係ないだろ。いちいち女…

灰色の街~紫のナイフ20~

新年を迎え、もうすぐバレンタインデーが来る。 それまでに様々な事がおきた。 あの白鳥透が上原財閥の福社長殺害容疑で逮捕された。 松田友美が昔社長を取材したことがあり、嫉妬にかられて殺害したと勝手にきめつけた。 なぜか、瞳のナイフが現場で発見さ…

灰色の街~紫のナイフ19~

tourは下関を回って四国、北海道、近畿、東北、関東、ラストの中国地方にきた。 高美達に付き添って食べた広島のお好み焼きは美味しかった。 前のりしてきたので一緒に厳島神社の鹿を観に行った。 凛は「そばめし食いてー」といっていた。 アリサとはどうな…

灰色の街~紫のナイフ18~

東京に帰って事務所に行ったら、由美子が登山から帰ってきていた。 日焼けした肌。 露出度が高めだ。 珍しくディーンが顔を出した。 ディーンは谷崎純一郎の「痴人の愛」と山田詠美の「賢者の愛」を最近は愛読していた。 本を薦められたが愛だの恋だのにはも…

灰色の街~紫のナイフ17~

高美は凛にカクテルを作ってっもらった。 「美味しい。殺し屋やめてカタギになっても十分食べていけるのに」と笑顔で高美が言ったら「戻る気はない」と無表情で抑揚のない声で言われた。 店内はさすが中華風に派手だった。 「そう。怖い。本題だけど、白鳥透…

灰色の街~サイドストーリー10~蜘蛛になったロックスター

クロムのギタリスト、RUIが旅立ってから3年になる。 友也は高1になって初めて独り暮らしをした。 同じpink色に髪を染めて、ライブの時は後ろに三つ編みの長いエクステをして同じケイクをしてアキラやヨシキのいる高校の文化祭で初ライブをした。 他校の生徒…

灰色の街~紫のナイフ16~

俺は上原財閥の福社長殺害事件がおきてから標的が現れるかもしれないと思い、 死体の画像をみて犯人の特徴を調べた。 どうみても瞳の刺し方じゃない。 目は見開いていて、断末魔の表情を浮かべていた。 白いワイシャツに緩んだネクタイ。 紺色のスーツの上が…

特攻隊のロマンス

私がたぶん10~20代の頃に特攻隊の特集を読んだかTVでみたか忘れましたけど、 イタリア文学を専攻して学んでた特攻隊がイタリア語の教科書に「きょうこちゃん、僕はずっときょうこちゃんが好きだった。でも他の人との婚約が決まってから告白しようかどう…

灰色の街~紫のナイフ15~

「泉!元気やった?他の2人は何しとるんや」と俺は博昭に尋ねた。 IZUMIというバンドネームで活躍していた。 「ああ、別のバンド組んでVJSに出たよ。」と嬉しそうに言った。 「どっか飲みに行こう。」と俺は池袋の東口あたりの呑み屋を指定した。 「しかし懐…

灰色の街~紫のナイフ14~

早速事務所に戻ってTVを付けたら死体が清掃員によって発見されて警察がきてニュースになっていた。 被害者は緒方博昭(おがたひろあき)66歳。男性。 妻が任意同行で事情聴取されてるとのこと。 アイスピックとくだものナイフと小型のナイフが凶器と断定さ…

灰色の街~紫のナイフ13~

アリサは早朝、ついに耐え切れず、ベッドにもぐりこんでる凛を蹴飛ばして起こしてしまった。 「んだよ、寝かせろよ、昨日は飲みすぎたんやから」と凛は眠そうに目をこすりながらアリサを見上げた。 仁王立ちで立ってて、目がつりあがっていたので飛び起きた…

灰色の街~紫のナイフ12~

最近、俺達のテロ対策本部宛に尚樹から「K・ワイン」とボジョレー・ヌーヴォーが届いた。 この前の事件が解決したことへのお礼だった。 俺はミリコの影響でシャンパンを毎晩嗜む程度だったが、両方、今年解禁の赤ワインだったのでボジョレーは赤、Kワインは…

灰色の街~紫のナイフ11~

俺はこの仕事をやめてミリコをやめさせて一緒に暮らしたいと思った。 彼女のことがほっておけなかった。 けれど指示があるまでは動けない。 そんな悶々とした日々を送っていた頃、高美と会った。 彼女はまた一段と色っぽく綺麗になっていた。 こいつも「頂戴…

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[KR] Cube version II

灰色の街~紫のナイフ10~

「レイゾン・デートル」という名前のSMクラブに瞳を紹介してM女として俺は無理やりバイトさせた。 もうハロウィンが終わり、 また西野かんながその店の血なまぐさい匂いがするというからだ。 誰も客として女王様に調教させられるのを嫌がったからだ。 みんな…

灰色の街~紫のナイフ9~

俺がトシヤのマンションに向かったらトシヤだけ1人で窓際に座っていた。 少し目がとろんとしていて話し方も変だった。 こいつまたラリってやがる、と半ば呆れた。 「だって遅いからさ来るの。退屈しのぎ。チャーリーない?」と焦点の定まらない 目つきでトシ…

灰色の街~紫のナイフ8~

由美子の説明が終わったあと、楓に呼び出された。 別室に行くとたくさんの事件のファイルが各本棚におかれてあった。 楓は自分の机がある引き出しの中から「アドラー心理学」の本と「アンフェアじゃない」という映画のブルーレイ1枚を渡された。 「気になる…

灰色の街~紫のナイフ7~

俺は結局スカウトマンとして今夜から働き、桐谷と競争する事にした。 なるべく巨乳の美脚を狙って声をかけたがすでに嬢やホステスとしてこれからお勤めする女性が多く、中々スカウトできなかった。 田舎っぽい服装の子を狙い、声をかけたら意外に釣れた。 店…

灰色の街~紫のナイフ6~

しばらく二人は仲良さげに話していたが、立ち上がって勘定をすませて喫茶店をでた。 俺も急いで勘定を払って店をでて二人を尾行した。 見つからないように。 かんなはあるキャバクラに案内されていた。 それを見届けてどういうことなのか、あとで追求するこ…

灰色の街~紫のナイフ5~

かんなはいつのまに俺の傍にきていて桐谷の写真を覗き「あら、いい男。そこ靖国神社でしょ」と長い茶髪を一つに束ねながら写真を俺の手から取ってしばらく見惚れていた。 「知ってる?パンクバンドのベーシストの愁二と解散したギャルバンがみたままつりに灯…

灰色の街~紫のナイフ4~

豹はスカウトマンの1人桐谷(きりや)に会いに行った。 彼を調べたら、ウヨクで毎年靖国神社へ参拝したりみたま祭りへの灯篭の奉納を忘れない程の国粋主義者だった。 何かというと「これは戦争だから」というのが口癖らしい。 彼は麻衣子のセフレで朔夜と3角…

灰色の街~回想2 香港編

瞳もまた雪乃のことで豹からもらったスカウトマン5人の画像を眺めながら香港での蓮と仲直りしたことを思い出した。 蓮が刑務所に入って半年が過ぎてると知って瞳が賄賂を全額負担して釈放を警察に求めた。 マヤと逃げたはずが蓮だけ捕まったらしい。 ゆゆは…

灰色の街~回想 香港編~

俺は、雪乃を脅した桐生会の奴らを消す為の準備をしながら凛や豹からの指示を待っていた。 西野かんなに会ったせいで京子と一緒に暮らした幸せな日々を思い出した。 体中にキスの雨を降らしたこともある。 愛しかった。 そして、謎のカンフー男まで思いだし…

灰色の街~紫のナイフ3~

「私、実はSEX依存症なの」と雪乃はうつむいてペリエを呑みながら打ち明けた。 凛は息を飲んだ。 雪乃が樹を愛しながらも、ファンレターの連絡先にメールをしてお気に入りの男性と会って、何人もの男性と肉体関係をもっていたのだった。 「樹には知られたく…

灰色の街~紫のナイフ2~

俺はアリサを裏切って流香と不倫している凛が許せなかった。 アリサを泣かす奴はたとえ凛でも許せない。 アリサはまだ気づいてない。 言うつもりもなかった。 高美に知られたらアリサに筒抜けになってしまう。 それだけは避けたかった。 凛は俺とアリサが昔…

灰色の街~新宿編~ハートロック~

凛は高美に頼まれた事柄で松田友美からも呼び出された。 尚樹の経営しているホストクラブの取材を持ち掛けられたから一緒にきてくれと。 そこは墨入りの半グレ上がりのホストが多いので有名だった。 常連客も極道の妻でシャンパンタワーでたくさん一晩で50…

灰色の街~新宿編~紫のナイフ~

俺はまたスマートフォンで高美に呼び出されてのこのこと会いにいってしまった。 別に未練があったからじゃない。 もう二人きりで会いたくなかったので凛と一緒にある日本料理店の待ち合わせの場所にむかった。 「鏡月」と書かれた暖簾をくぐって中に入ったら…

V系フォト

イケ様