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薔薇色の人生 Ⅲ

はてなダイアリーで書ききれないことを書きます。スピリチュアルなど。よろしく。

灰色の街~彼女と過ごした121時間~

http://ravianrosex.hatenadiary.com/entry/2016/09/09/125501

(「シンガポールに来た招かれざる客」の続き)

香港に再び戻ってきて約一年が過ぎた。

立花が去った後、2011年になろうとしていた。

俺のことがなんと日本の正月スペシャル番組で全国放送で

元FBIの人間とリモートビューイングと霊視ができるサイキックがゲスト出演したので未解決事件の特集が組まれたとインターネットの動画サイトであとで知り辟易した。

俺のことが30年前の神戸の華僑のチャイナタウンで起きた、

やくざと香港マフィアの抗争に巻き込まれた一家殺害事件として

ていた。

当時は一人生き残った少年蓮(れん)君が神隠しに遭うと東京スポーツ新聞を始めとした全国の新聞に載っていたらしい。

警察が俺の死体と生存確認の為に捜査したらしいが当然国内で見つからず、未解決事件としてお蔵入りになりファイルされていた。

彼らの霊視や調査はTVだけあって全く的外れな捜査や発言で俺にはいかにも胡散臭い内容にしか感じなかった。

だが、何者かに連れ去られ、今でも生きているとだけは当たっていた。

俺が助けを求めてるという声をサイキックは聞いたらしいがそんなことを言った覚えはない。

殺し屋をしている以上はなんども死にかけたが。

(このおっさん割りと誰でも思いつきそうなことばかりいうてはるわ。まぁ一応視聴者は面白がるやろな)

少し不愉快な気分になってハイボールを煽った。

サイトのコメント欄には信じる派と信じない派と真っ二つに分かれていて興味深かった。

別に助けてほしいとも見つけてほしいとも思わない。

あの行方不明の少年が今は殺し屋になってるなんて誰が想像するだろう。

事実は小説よりも奇なり、だ。

俺はまた別の組織の香港マフィアに雇われた。

このボスは少し変わり者で北の国から中国に逃げてきた美少女

を売春宿に送る為に北の国に強制送還させようとする大陸の人間を全員殺すか、他のマフィア達も狙ってるだろうからそいつらも殺れと命令された。

お金は大金で400万ドル報酬としてやるといわれた。

俺は俄然やる気になった。

彼女達は食べ物と衣類と生活費がでるといえばついてくるだろう。

その仕事は俺じゃなくそのマフィア達の仕事になってるから

俺は強制送還する奴を狙撃するだけでいい。

トシヤと瞳も今年からリン達を探して香港に来て瞳はスナイパー、トシヤは見張り役と瞳に報復行為をしようとする奴に

インク入りの万年筆や鉛筆で刺して追い返していた。

トシヤはいつのまにか女装が趣味になっていて仕事のときに活用した。

再会した時はよく似合っていて爆笑した。

どこのマフィアに雇われてたのか知らず、

中々会う機会がなかった。

俺は初仕事で北の国と中国の国境に行き、強制送還する奴を

一人狙撃した。