薔薇色の人生 Ⅲ

はてなダイアリーで書ききれないことを書きます。スピリチュアルなど。よろしく。

灰色の街~時をかけるスナイパー2~

2012年に俺達が日本の首都、東京にきて初めにしたことは、アリサを含む6人でミーティングをして殺人の代行サイト「銀色の死神」を立ち上げることだった。

ターゲットには愛着を持たないことを条件に豹が一般人やその他大勢の日本人を依頼人にして大金を稼いで暮らすことだった。

俺は香港で中共政府に逆らって脱北者を助けて香港に逃がしていたので政治犯として

刑務所にいた。

5人が俺の為に香港警察に多額の賄賂をやって釈放された。

半年ぶりに吸う娑婆の空気は旨かった。

大陸とは一国2制度で内政干渉扱いされた。

50年は香港は中共とは別の国扱いだった。

海外に渡航するようにパスポートが必要だった。

俺は香港のパスポートも持ってるので全部で3冊のパスポートを持ってることになる。

12年は日本は大震災からまだ一年しか経っていなくて、被災地はまだ更地に近かった。

俺は四川大地震も知ってるので俺を引き取ってくれた俺の本名のシャオミン一家の親戚がいて心配だった。

日本でも同じ思いの人達がいたので心配だったろうと思うと胸が痛んだ。

しかし復興は四川よりも早くて驚いた。

神戸の震災時も香港にいたので子供ながらに故郷が心配だった。

離れ離れになった友人達や祖父母の無事を祈った。

彼らも俺の行方を捜しているかもしれなかった。

俺はあえて実の父親のフォーチュンという名前を名乗っていた。

母親の旧姓の安藤という名前も使った。

2012年の仕事で一番印象に残ってるのは、海外のスナイパースクールから脱走した元殺し屋で平凡で幸せな生活をロシアのモスクワで恋人と送っていたのに元仲間が

追いかけてきて捕まりそうになったので助けを求めてメールを送ってきた。

かなり深刻だった。

まるで十代の頃のアリサに生い立ちが似ていて、他人事ではなかった。

アリサとリンは俺を助ける為にまたスナイパーに戻っていた。

この借りはいつか必ず返すつもりだ。

そして、俺達6人はターニャ達ロシアンマフィアを頼ってモスクワまできた。

彼女らはあくまでもマフィアでスナイパーじゃない。

アリサはターニャの家にしばらく寝泊りすることになった。

俺はクッシーの家に、リンはチャドの家、瞳とトシヤはアンジェラの家、

豹はリョウの家に其々寝泊りした。

女性の名前はレベッカと名乗った。

本名は明かしてくれなかった。

レベッカは花屋を営んでいた。

ある日、スナイパースクールの教師とOBのスナイパー達が夜、花屋に襲撃しにきて恋人を人質にされた。

花屋の恋人はそれまで彼女の正体を知らなかったのでかなり怯えていた。

レベッカを取り返しにきた奴らは10人くらいいた。

レベッカと女性スナイパーが合気道で戦ってるところにOBの仲間も乗り込んできた。

クッシーら含むマフィア達も加勢して派手に戦っていた。

俺は車の窓から狙撃用の銃でスコープを見てから敵を狙い、確実に一人ずつ狙撃をしていった。

リン達も同じことをした。

瞳だけは花屋の家に乗り込んで、敵を相打ちになる形で刺していた。

アンジェラ達がやばくなった所に俺達は乗り込んで行って、

銃撃戦になった。

レベッカも銃を持って戦っていた。

俺達は一人残らずレベッカの元スクールのメンバーを殺すつもりだったが、

教官だけはレベッカを逃がすと約束して逃走した。

レベッカは死んだことにされた。

カナダのスナイパースクールだった。

それにしても戦いが終わった次の日にはポプラの綿毛が道路一面に散らばり、

外全体に飛んでて、花粉症になってしまった。

アンジェラとターニャはヴァイオリンと歌でロシア料理とウォッカを振る舞ってくれた。

クッシーは太鼓を叩いていた。

ステージのあるレストランだった。

ボルシチが旨かった。

冬が好きな俺はまた冬あたりにクッシーんちを訪ねようと思っている。