薔薇色の人生 Ⅲ

はてなダイアリーで書ききれないことを書きます。スピリチュアルなど。よろしく。

灰色の街~回想 香港編~

俺は、雪乃を脅した桐生会の奴らを消す為の準備をしながら凛や豹からの指示を待っていた。

西野かんなに会ったせいで京子と一緒に暮らした幸せな日々を思い出した。

体中にキスの雨を降らしたこともある。

愛しかった。

そして、謎のカンフー男まで思いだした。

「ふふ、あんたも相当なワルね。」京子は笑いながらシーツにくるまり抱き合いながら見つめ合った。

俺も笑顔で彼女をみた。

今迄にない深い安らぎだった。彼女がいなくなり、ロシアンマフィアの護衛まで頼まれて毎日スパイと戦った。

マヤとゆゆはロシアのスパイ養成所から逃亡していたので見つかって強制送還されるのではとおびえていた。

「あいつ、とんでもないことしてくれるわね、マヤ姉さん」とゆゆから電話がマヤに掛かってきた。

「本当、やっかいなことになったわ。あいつを止めなきゃ。マフィアなんかどうなってもいいけど、ロシアのテロリストも」

黒いキャミソール姿でマヤはベッドの上に座って足を組んだ。

「蓮にもう一度会ってやめさせる。」とマヤは自信たっぷりに言った。

ムショにいた頃の俺は女子の囚人と出会い、トイレに連れ込んで抱いた。

禁欲生活が始まると、鬱になっていたが、そうでもなかった。

なんでムショ暮らしになったかは、順を追って説明しなければならない。

とにかく俺は香港では女に困らなかったんだ。